2.環境認識
外部環境認識
[住まいの温度と健康との深い関わり]
・様々な調査で、いまの住まいに対して「冬寒い」「夏暑い」という不満を持
っている人はたくさんいることがわかっている。
・断熱性能の低さは「冬寒い、夏暑い」の両方の原因になり、さらに窓の日除
けに対する意識の低さが「夏暑い」の大きな原因になっている。
・人は身体と周囲との間で熱のやりとりをしていて、たくさんの熱が逃げてい
くときに「寒い」と感じ、逆に熱が逃げにくくなって身体に熱がこもってし
まうときに「熱い」と感じる。
・ここで「周囲」とは「自分の身体の周りにある空気(部屋の空気)」と「自
分の身体に面しているもの(壁・窓・天井・床)」です。この2つの温度が
低いと身体からたくさんの熱が逃げていって、「寒い」と感じ、温度が高いと
「熱い」と感じる。
・こうして実際に感じる温度を「体感温度」と言う。部屋の空気の温度(室温)
の影響が大きいことは誰もがわかっているが、壁・窓・天井・床の表面温度
の影響が大きいことは十分に理解されていないように感じる。
・つまり、この2つの温度(室温と表面温度)を適切にし、また、体感温度の
適切な住まいが必要だということである。
・もうひとつ重要なことは「部屋間の温度差」である。暖かい部屋から寒い部
屋に移動したときに「寒っ!」と感じた、経験がある人は多いはず。急激に身
体から熱が逃げていくことでこうした感覚を覚えてしまう。
・実は「寒い、暑い」と感じるような住まいの環境は「健康」にも大きな影響
を及ぼしている。
・とくに最近になって「住まいの温度と健康との関係」が明らかになってきて
いる。
・具体的には「断熱性能が高い家で暮らすとアレルギー疾患が少なくなる」
「住まいの温度(とくに部屋間の温度差)が血圧変動に大きな影響を与え
る」といったことです。
<健康的な住まいと暮らしのポイント>
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冬 |
夏 |
部屋の温度を 適切に保つ |
その部屋の断熱性能を上げること(※)で暖房の効きが良くなり、暖房費を気にせず暖房出来るようになる |
その部屋の断熱性能を上げ(※)、窓の日除けに工夫することで、冷房の効きが良くなり、冷房費を気にせず冷房できるようになる |
壁・窓・天井 ・床の表面温度を適切に保つ |
建物全体の断熱性能を良くすることに加え、とくに窓の断熱性能が重要 |
建物全体の断熱性能を良くすることに加え、とくに天井の断熱性能は重要(一戸建てや集合住宅の最上階の住戸の場合等において屋根に直接日光が当たる場合) |
部屋間の温度を少なくする |
建物全体の断熱性能を上げることが重要 |
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※新築する家を考える場合や賃貸住宅を選択する場合は「ある部屋だけの断熱性能」
に注目する事はないので「建物全体の断熱性能を上げること」と同じ意味だと考え
てください。リフォームでは、たとえば「リビングだけの断熱性能を上げる」と
いうことも効果があり、こうした表現にしています。
内部環境認識(強み)
・長年の経験と実績があり、施工物質の面で好評を得ている。
・複雑かつ多様化した顧客の要求に対して、忠実に反映させ、顧客の満足を得ている
・顧客の細かな要望に対して丁寧かつ柔軟に対応している。
・特急の要望に対しても、小規模事業者ならではの小回りの良さを活かし、対応している
・施工、アフターサービスまで一貫したサービスを提供できる。
・二級土木施工管理技士の資格を有している。
・地元に密着した事業を通して、地元客からの信頼があり、ここ数年リピーターが
増えている。
・人的ネットワーク、連携体制が図られている。
・牛久市の人口は横ばい傾向であり、リフォームの潜在顧客も多数存在する。